勘がよい人と仕事をするのは楽ですね。
同じ状況にいればだいたい似たようなところを気にするし、
あまり細かい説明をしなくても、意図が伝わります。
すぐに現場の状況に合わせられるので、作業などでの連携がしやすい。
こういう人と一緒だと、物事がスムーズに行くことが多いですね。
とはいえ、どんなものにも長所と弱点があります。
どんなケースでも機能する万能な方法やスーパーマンはありません。
トップダウン経営、スピード重視、PDCA、定例ミーティング、どんなものにも長所と弱点があります。
機能するときもあれば、機能しないときもある。
大事なのは、それぞれのやり方が、どんなときには機能し、どんなときには機能しないのか知ることです。
(それがわかれば、それぞれの場面での「やるべきこと」と「やってはいけないこと」が見えてきます。)
じつを言えば私自身は、勘が良いほうです。
親が職人で、小さな頃から仕事を手伝っていたので、「コツ」「按配」「要領」など、
いわゆる「勘」につながるものを身に付けやすい環境にいました。
「何となくわかる」「何となく出来てしまう」そういうことは多かったです。
(ただ、20代の前半に、勘がまったく通じない世界でコテンパンにされました。
「お前の話はまったく分からない」「もうちょっとちゃんと話してくれ」としょっちゅう言われてました。
もちろん、自分ではちゃんとわかるように話しているつもりでした。)
さて「勘がよい」とはどういうことか。
・あいまいな情報でも物事の理解を外さない。
・少ない情報からでも物事の全体像や目的などを把握できる。
たぶんこういうことだと思います。
だから、素早く行動に移すことが出来る。
そして行動しながら、変化する状況に合わせ「勘」を働かせ微調整していく。
そして、ものごとをゴールまで持っていく。
これは長所です。この能力が生きる場面はいろいろあります
では、弱点は何か。
・もっている情報が曖昧である。
・説明するための言葉が少ない。
知っていることはたくさんあるのだが、それが言葉と正確に結びついていない。
だから、勘の良くない人に考えを伝えようとしても、適切な言葉が出てこない。
少ないわかりにくい言葉で説明しようとするので、頑固に見られることになる。
物事の変化に合わせているつもりが、結果的に後手に回ってしまう。
とりあえずやらないといけないことが見えてしまうので休めなくなる。
(自分の失敗が頭の中で映像になっている。ちょっとつらい。)
いずれにせよ、どんなものにも「長所」と「弱点」があります。
ビジネスのやり方にしても、人においてもそうです。
どんなやり方が、あるいはどんな人が、それぞれの場面に機能するのか。
それを把握すれば、それぞれの場面に合わせて適したやり方を取ることが出来ます。
その際、短期的には適した人をアサインすることが必要ですし、
長期的には弱点をなくすためのトレーニングが必要になります。
何か弱点をなくすためのトレーニングをしていますか?
では。