仕事ではコミュニケーション能力は大切ですね。
新卒採用でも、コミュニケーション能力が長年にわたって重要視されているそうです。
でも、コミュニケーション能力って具体的には何を指しているのでしょうかね?
案外、みんなが漠然としたイメージで捉えているのではないでしょうか?
コミュニケーション能力があると対人関係や仕事が上手くいく、みたいな感じかもしれません。
具体的に中身が定義されていないのに、大きな役割を担わされている。
そうなると、対人関係や仕事が上手くいかないことは、
コミュニケーション能力が足りないからだとなる。
こういうビッグワードは慎重に使わないと、いろんなことが空回りする危険があります。
言葉の共有で大切なのは、共有したい言葉そのものではありません。(それは前提です。)
共有したい言葉を説明するための言葉、それらの共有が大切なのです。
コミュニケーション能力を共有するためには、それを説明する言葉の共有が大切なのです。
ネットで検索して一番上に来たの説明が、次の3つです。
1、他者を巻き込む力
2、理解させる・説得する力
3、論理的に伝える力
なるほど、いずれも大切な力です。
でも、ハードル高いですね。求めすぎな感じです。
「他者を巻き込む力」は「リーダーシップ」に近いです。
「理解させる・説得する力」も「交渉力」の要素を含みます。
「論理的に伝える力」などは「論理力」と切り出したほうが良い気がします。
これらの力を兼ね備え、十全に機能させているビジネスパーソン、どれくらいいるでしょう。
ましてやこんなことを期待された新卒はたまらないでしょうね。
自己評価を著しく下げるかも知れません。
何というのか、ちょっと積極的過ぎる感じがします。
もともと外交的で、話すのが好きな人なら良いでしょう。
でも、内向的で、話しを聞くのが向いている人もいます。
そういう人には、非常にハードルが高い。
受動的なコミュニケーション能力の定義のようなものができないかと考えました。
思いついたのはこんな言葉でした。
1、相手に話しを聞いてもらえる能力
2、相手に話しをしてもらえる能力
どちらも受け身な感じです。
相手に積極的に働き掛けるより、相手に安心してもらうことでやり取りを進める。
これが上手くできれば、積極的なスタイルと同じような成果が上げられそうな気もします。
結局のところ、コミュニケーション能力は自分以外の人間と協働して成果を上げるためのものです。
誰もが同じやり方をしなくても良いのです。自分にあったやり方を磨けばよいのです。