きちんと説明するためには、きちんとした言葉を選ぶことが大切です。
適切に言葉を選ばないと、言葉が暴れて、その回収にエネルギーを奪われたりします。
きれいにメイクしている女性に「化粧やばいね」と言ったら、多分、削られるでしょう。
だいぶ前のことですが、十代の若者たちが「むかつく」を連発していたときがありました。(いまはどうなのだろう?)
その時、この子たちは「頭に来る」とか「腹が立つ」という言葉を知っているのだろかと、ふと思いました。
「頭に来る」「むかつく」「腹が立つ」。
それぞれ怒りの感情ですが、それぞれ少しずつ違います。
「頭に来る」は頭で怒るし、「むかつく」は胸に来る、そして「腹が立つ」はお腹です。
怒りを表現する言葉に「むかつく」しかないと、これらの違いがわからない。
頭や腹でも怒ってるのに「むかつく」と言っているのか、すべて胸で「むかついて」いるのか。
ちょっと不思議な感じがします。
「なるはや」って言葉も気になります。
これは、頼んだ人基準でしょか、受け手基準でしょうか。
時間ができたらやろうと思っていたら、遅いと言われたことありませんか。
曖昧な言葉って、使うときは楽なんです。
その言葉がどんな暴れ方をするか考えなくてすむから。
でも、楽をした分、たいていは後で苦労するのです。
カードで買い物すれば、いずれ請求が来るようなものです。
自分だけならいいですが、言葉のやり取りは周りを巻き込むので、後払いは高くつくでしょう。
仕事では、話す前にちょっと考えて、きちんと言葉を選ぶのが大切ですね。
ちなみに、話しの種類によって、頭に向けるか、胸に向けるか、腹に向けるか、そういう違いがあります。
これ、使い分けられる人って、すごいです。