求めていた結果が得られなかった。目標が達成されなかった。
成功か、失敗か、と尋ねられたら、どちらも「失敗」ですね。
こういう失敗したケースを上手く活かす技術が組織には必要です。
失敗には「ミス」と「ファウル」があります。(他にもあるかな?)
誰かが失敗したときには、この2つをきちんと分けて対することが必要です。
「ミス」とは、ルールや手順、指示に従って行動したけど、
技術や知識、経験などの不足により、求めていた結果が出せないことです。
つまり、やるべきことはやっていたけど、上手く行かなかったというケースです。
これは基本的に、注意喚起、アドバイス、教育、トレーニングの対象になります。
とくに何度も同じようなミスを繰り返したら気をつけねばなりません。
人間は自分では気付かずにパターン化したミスを犯しがちだからです。
本人よりも、周りの人間が気付き、分析することが必要です。
「ファウル」とは、ルールや手順、指示とは異なる行動をし、失敗をすることです。
やるべきことをやらずに、あるいはやってはいけないことをやって、事態を悪化させる。
これは、きちんと処罰しなければなりません。
ルールや手順書は、組織的な質の担保のためにあり、特定の個人の好みのやり方とは別物です。
個人が好きなやり方をし始めたら、組織として成り立ちません。
ですから、ファウルはきちんと処罰しなければなりません。
「ミス」や「ファウル」に関しては、組織内で考え方や対策を共有して、
個々のケースできちんと運用することが大切です。